Kajeng Kliwon にイミグレーション
昨夜のセメントが乾いてほしかったので晴れを期待して起きましたが、朝からずっと雨のサヌールです。
残念。だけど終わらせてよかった・・・。
そしてずっと降っています。
9時頃、少し小降りになり大家が入ってきました。
バリ人なので、自宅だけでなく、自分所有の物件をまわりお供えしてお祈りをしていきます。
大家が入って来たので、すぐにバリカレンダーを見ると 『今日はKajeng Kliwon (カジェンクリウォン)』。
新月・満月と同様、このカジェンクリウォンも半月に1回ぐらいあるお祈り日です。
お供え物も通常より、豪華になります。
バリ島には神様もいますが、やはり悪霊もたくさんいます。
その悪霊たちが出歩く日、霊界の力が増す日として、とらえられています。
カジェンクリウォンの前日、特に日没から夜にかけては、あまり外出しないよう気をつけているバリ人もたくさんいます。
特に子供は悪霊に憑かれやすいそうです。
昨日の夕刻から、店主はミニ工事始めちゃって、日取りとしては悪かったかな・・・と頭をよぎりました。
小降りになって、雨合羽でかけつけた大家。
お線香がいい香りです。悪いモノも出て行きそう。
これだけで清められる気がします。
店主の憩いの池にお供え。魚ちゃんたちも元気いっぱいです。
いろんなお供え物を準備しています。
米なのかもち米なのか分かりませんが、この粒粒。
色に意味があるということを今日知りました。
ここは水場なので『黒い米』なんだそうです。→実際は赤ですが、ローカルは黒といいます。水の神様のため、悪霊が来ないため。
門の前には『ピンクの米』。→これも悪いモノ・邪気が入ってこないように。
神様には、『白い米』『黄色の米』を捧げるそうです。
奥が深いです。
これからバリ島あちこちにあるお供え物ウォッチングをしてみようと思います。
雨が止んだので、イミグレーションへ走りました。
成果ゼロ。ジャカルタのせいで無駄足。
何回無駄に走れば済むんじゃーーーーーーっ!怒
頼むからみんなちゃんと仕事をしてくれーーーーーー!
と、ほんとに職員を前に涙が出たのです。
間違いないように、バリのイミグレーションは真面目に仕事をしています。
悪いのはジャカルタ。
さすがの店主も忍耐の限界を越えて出た涙です。
日本だったら1分で終わることが、ここでは3ヶ月以上待っても終わらない。
30分ほど放心状態となり、頭を冷やしました。
『なんでこんな簡単なことができないんだろう?』
ここには、人間がいくら気をつけていても、どうにもならないことがたくさんあります。
そこらへんをどう消化していくか。
日々、修行です。
カジャンクリウォンという日が悪かったかな・・・。
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