左官屋職人
駐輪スペースをセメントで埋めることにしました。
今まではその部分だけ土。しかも低いため、どしゃ降りになると湖のように雨がたまる場所でもありました。
もう雨季入り。今年は何とかせねばと思い立ちました。
本来、大家のお仕事でもありますが、お金が絡むことは逃げ腰。
面倒なので、100%自腹を切ることに。その代わり好きにやらせてもらいます。
紹介された働き者の左官屋職人。先週の打ち合わせでは、本日18時より4-5時間で終わりそうだと。
昼間は他の現場があるので、夜しか時間がないお方なのです。
14:30 今から材料配達屋が下見に行くよー、と電話あり。(まあ、なんて親切な!)
15:00 配達屋が置き場を確認にくる。 (仕事が丁寧!)
15:30 すぐ配達屋が来る。(ほんと、すぐ来た!)
こんなにくると思っていなかったので、驚き。
そこに置くのかーーーーーー。涙
下見の意味が分かっていなかった店主。
バイクで出られません。軽く軟禁状態。
砂(トラック半分) Rp.100.000
小石(トラック半分) Rp.100.000
セメント2袋 Rp.100.000
配送料込みなので、材料費は、Rp.300.000で済みました。
きれいな砂山なので、ネコに遊ばせようと思いましたが怖くて逃げてしまいました。
17:00 左官屋職人が現場の仕事を終え直行できてくれる。(1時間早く来てくれてありがたい!)
食事持参で、とりあえず食べていました。だって、お疲れですよね。
17歳の息子も一緒にアシスタントで参加。砂とセメントを混ぜます。
測ってからは、小石をあっという間に敷き詰め、階段部分の土台つくり。
高さを微調整しながら、セメントを埋め込んでいきます。
階段部分が平らになってきました。
暗くなり夜間工事突入。
休まず、しゃべらず、黙々と働く職人です。
そして20時に完成。
3時間で終了。
乾燥するまで3日間。
この場所は立ち入り禁止。
雨が降らなきゃいいですが・・。
この職人、バリ語を話すのでてっきりバリ人だと思っていたら、お隣ロンボク人(西ロンボク)でした。宗教はイスラム。
なんでバリ語を話せるのか聞いてみると、1996年からバリに住んでいるためだそうです。
バリではこの息子君と出稼ぎで住んでいるそうです。奥様とお兄さんはロンボク在住。
店主、こういう労働者の話にとても弱い・・・。
日当ももちろん払いましたが、店主がもう着ない男の子OKのジャケットなどもあげました。
また何かあれば、うちの仕事を頼みますー。
またまたありえない早さ、丁寧なお仕事ができる職人と出会えました。
とても気持ちよい一日です。日本人にとって『待たされる』ことは、ホント苦痛・・。
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