ニョニャって呼ばないで

バリ島生活

バリ島デルタ騒動ですが、8月5日をピークに現在まで毎日減り続けていていい感じです。
そろそろ患者数はピーク時の半分になります。
パンデミックで一時的に在庫がなくなったワクチンも、バリ島に入荷中で収束&次のステップへ準備中。

バリ島観光が去年の武漢コロナ以来ストップしているため、経済は止まったまま。
持っているもので売れるものは売り、田舎があり帰れる人は引き揚げ、生命保険等止められるものは止め、ローン等は支払えず差し押さえ。
つなぎ的に仕事を得られればまだラッキーですが、毎日仕事がある訳でもない。
国からの支援はないに等しいし、どうやって生活しているのか不思議です。

先日、日課のウォーキングをしていると、いつも挨拶するキオスのおばちゃんが「ニョニャー、ニョニャー」と叫ぶのです。
ニョニャってさ・・・響きがむずがゆい。笑える。
バリ島で初めてニョニャって言われた気がする。
*【Nyonya】外国人女性への敬称で、 Mrs に相当。
なので間違っている訳ではないのですが、普段は【Ibu】イブとか【mbak】ンバと呼ばれています。

嫌な予感は見事に的中で「お金を貸してほしい」と。
「なんでおばちゃんのこと知らないのに、無収入の私がお金貸さなきゃいけないの?おばちゃん、キオスが営業できていいじゃん。みんな大変よー」と言いました。
事実、この1年ちょっと、挨拶しかしたことありません。

おばちゃんが、ニョニャちょっと待って待って!と言い、自分のバックからKTP(身分証明書)を出そうとするがファスナーが開かず。
大きなハサミを持ち出し、合皮のバックを刺しだした!!
おばちゃん、もう必死。
えっ、お金貸す気がないのに、バックが刺されてる・・・。泣
「ネズミにファスナー食われちゃってね、もう壊れてるからいいの」
小物ポケット部分からKTPをくりぬいて見せてくれた。
生粋・サヌール・バリ人・バリヒンズー教でした。なんと同い年。
もうねー、ただウォーキングしてただけなのに、志村けんのお婆さんコントに引きずりこまれちゃって。
一緒に高校生の娘のKTPもくりぬいて、ウブドのホテルで働いていた息子が失業中など聞かされ・・。
KTPの写真を撮り、お金を返さなかったらSNSで公表するという約束も。
返済は、2ー3週間予定らしい。はやっ。

これまで、盗まれたり、だまされたり、回収不能になったり嫌な経験は多数あります。
なので、返ってこなくても許せる小額を貸しました。
この国では、返ってこないことのほうが多いので、「貸す人=馬鹿」なんですね。
刺されたバックに免じて貸したというか。本当に返すのか賭け?笑
志村けんのコントも強烈で楽しかったし。

で、昨日、またウォーキングをしていると後ろからニョニャーニョニャーと叫ばれた。
あのおばちゃんがバイクに乗ってる。声でかいよ・・。
「これからお祈りだからキオス閉めてるけど、明日お金返すからね」と。
えー、予告だよーほんとか??まだ信じてないけど、あとで楽しみです。


動画をUPしました。
たまに見かけるヒメオニオコゼ。歩くというより這う?
この時は愛の季節なのか3匹くらい会えました。コワモテ、いつか笑わせたい。
背びれ注意です。

Posted by 店主