ダイビングの耳抜き苦手?オトヴェント

ダイビングをする時、耳抜きを避けて通れません。
飛行機に乗る時、高層ビルのエレベーターに乗った時など耳に違和感を感じるあれです。
日常では、つばを飲み込んだり、あごを動かしたりして、無意識に圧を調整しているのではないでしょうか。

ダイビングの時は、もっと水圧・違和感をはっきり感じます。
すでにダイバーの方たちは、原理ややり方が分かっているので自分で耳抜きをして潜行してゆきます。
バリ島で、はじめての体験ダイビングに参加される方には、当日詳しく説明しています。
ですので、心配しないでください。

すでにダイバーの方でも、体験ダイビングの方でも、耳抜きに苦労している方がやはりいます。
・水深5mぐらいで全く抜けなくなる方
・時間をかければ、深場まで潜れる方
・体験ダイビングだと、耳抜き自体をやった気になっている方・・・苦笑
いろいろです。
ダイビングが大好きなのに、耳抜きに苦労している方、意外といるんです。

そんな耳抜きに苦労している方にご紹介するのは、オトヴェント(otovent)。
ブルパラでは、「鼻風船」と呼んでいます。
最近、鼻風船を持参するリピーターがちらほら。

IMG_1232ゴム風船にノーズピースをくっつけます。

IMG_1231説明書もあり。
本来、子供に多い滲出性中耳炎の治療のために、耳鼻科ドクターがお勧めしているものです。

IMG_1230片方の鼻で風船をふくらますというもの。
やり方
片方に風船、片方は指で塞ぐ。
口で息を吸い、2秒かけて風船をグループフルーツの大きさまで膨らます。→一気に強くは駄目!!
そして、2秒間そのまま。
あとは手を離す。

ダイビング日のM子さん
①ダイビング直前②ダイビング休憩中③ダイビング後
この鼻風船をやっていました。

IMG_1299店主の教え子M子さん。経験本数60本ぐらいですが、講習時からこれまで、全ダイブ耳抜きに苦労していました。
彼女の場合、耳抜きはできるのですが、潜行に10分以上かかる。時間をかければ潜れるタイプ。
毎回大変ですが、海が大好きなんですね~。
これまであらゆることを試しましたが、効果なし。
先日、アマゾンで鼻風船をゲットし3日間潜ってゆきました。
M子さん、初めて耳抜きに苦労せず「耳すぱすぱ!」と大喜び。
もう鼻風船を手放せないようです。

これをM子さんにお勧めしてくれたのが、帰国してしまいましたがスラバヤのリピーターK夫妻。
1000本近く潜られていると思いますが、耳抜きがしやすいと愛用されています。
夫妻は、鼻風船をしなくても潜れるには潜れます。

K夫妻は、クルーズで同乗した日本人ダイバー(小児科医)より鼻風船を教えてもらったそうな。

先日、体験ダイビングで初めて潜ったMさん
「バリ島に行くんだし、念願だったダイビングをやってみたい」
「でも、飛行機に乗って、耳が痛かった経験がある」
「自分は、耳抜きができないかもしれない」
と考え、事前にネットで調べまくったそうです。
そして、鼻風船で耳抜き練習をしてきたんだそうです。
体験ダイビングのゲストでは、初めて。
店主、驚いたしその気合の入れように感動しました。
もちろん、問題なく水深12mまで満喫していったMさん!!
鼻風船のお陰で、耳抜きの感覚が分かったそうです。

そんな訳で、耳抜きに苦労している方、耳抜きの感覚が分からない方にお勧めします。
使う場合は、あくまでも自己責任で。
最終的には、鼻風船なしで潜れることが望ましいですが、元々、耳管が長いとか狭いとか形状の問題の方もいますし。
ネットでかなり販売されているようで、1000円~2000円。
使い方も動画でたくさん出てきます。

オススメ,ダイビング

Posted by 店主