救世主の日 イエ〜イ

バリ人L子が住むペジェン村へ久しぶりに行ってきました。
全然、山からサヌールへ下りてこないなーと思っていたら

「私、風邪が全然治りません。のどがずっと痛くて、咳が止まらなくて夜全く眠れません。熱はありませんが、全く食欲がなく、味噌汁、おかゆぐらいしか受け付けなくなっています。私、どうすればよいですか。」というSMSをもらったため。

確かに電話で話しても、以前より鼻声と声の調子が悪くなってる。
気管支炎じゃないかなという予測の元、じゅんこイントラとバイク2台でペジェンへ向かいました。
お土産や差し入れをたくさん持って。
店主に味噌を持ってきてほしいというバリ人L子。
店主だって味噌買えないのに・・。笑
ま、それぐらい重症なのでしょう。

途中、道を間違えましたが、大きな間違いではなく無事到着。
片道1時間のバイク。
ウブドがあるギャニャール県の牧歌的な景色が店主は好きです。
だけど、交差点は似たような景色でギャニャールでの運転は嫌いです。
道が覚えにくいのです。
こういうとき、コンパスあるといいですね。

L子は本当に痩せちゃって、咳がゲホゲホ。
こんなに痩せてるのを見たことがありません。
L子とは対照的に、スクスク育っているミランくん。
歩き始めて目が離せません。
私たちがランチをもりもり食べていても、やはりL子は全然食欲なし。
なんだか、食いしん坊なだけに、見ていて悲しい姿。

じゅんこイントラと店主がお邪魔したわけですが、昼すぎてまったりガールズトークの途中、急にL子
「私、お腹すきました。久しぶりにお腹がすきました。何か食べてもいいですか。」と。
そう、突然食欲が湧いてきたのです。
そして、店主らのランチの食べ残しサンバルマタ(バリ風サンバル)、ソトアヤム(スープ)でご飯をペロリ。
やっと空腹感が出てきて食欲につながったのでした。

店主らもびっくりですが、一番びっくりしてたのは本人L子。
「一週間以上、村の油っぽい料理が食べられず、おかゆと味噌汁を無理して口に入れてたのに、なんで急に食べられるんだろう。私、ストレスだったんですね。」と。
そう、店主らが村へお邪魔し、日本語でのまったりガールズトークが、L子にとっては楽しい今までのサヌール時間だったのです。
L子が一番、今、欲していたことは、こういうことだったんですね。

田舎軟禁生活がストレスと感じ、体調まで悪くなる。
そのことを理解あるバリ人のご主人に話すように伝えました。
ご主人も理解してくれたようです。さすがだ。
こちらの常識なら、全く理解されないことです。

そんなんで、第二子目を妊娠中でも、またサヌールへ下りて来られることでしょう。

早速、次の日、ご主人と二人だけでサヌールへ下りてきて、ハーディーズの足裏マッサージを仲良く二人で受けたそうです。
ラブラブで、店主もほっとしました。
めでたし。

病は気から。
皆様も自分の中の声をきいてあげてください。
無視しないでね。

その他

Posted by 店主