外国人の強制送還

天気が悪くて涼しいバリ島です。

東ジャワで山も噴火し、ほんと自然災害が信じられないほどあちこちで毎日続いています。
ただでさえコロナなのにね・・。

この数日、ツイッターなどで騒がれていたアメリカ人のニュース。(イ語)
バリ島にこの1年住んでいたアメリカ人女性が恋人(女性)と強制送還になったというものです。
イミグレの人たちが探していたようですが、昨日アメッドで見つかっちゃったみたいです。

これまでも強制送還になる外国人はよくいて、珍しいことではありません。
ですが、この一年はコロナで短中期滞在の外国人がとても少ないので気になります。
今残っている外国人は、バリ島がっつり生活の方々ばかり。

アメリカ人女性は、一年前アメリカから恋人とバリ島入り。
ちょうどコロナパンデミックが始まり、帰れなくなったそうです。
そのまま住んでしまった訳です。
アメリカと比較して、安く生活ができるバリ島を気に入りツイッターで宣伝していました。
自分たち LGBTにとっても住みやすいと。
だから皆さんバリ島に来て~、ビザもとれる~、ビザエージェントもいる~と宣伝していたのです。
自分の経験を元にして執筆したバリ島移住本をeBOOKで販売しちゃいました(50回ダウンロード@30ドル)。
彼女と直接コンタクトも可能で、コンサルタント料45分/50ドル。
でも、バリ島で税金を払ったことがありません。
そういったやり取りがツイッターで開けっぴろげにやっていたんですね。
インドネシア人は英語ができるので、税務署の人とかもし読んだら一発アウト。

彼女は1月24日までの訪問ビザを持っていたので、オーバーステイではないそうです。
訪問ビザなのにビジネスをして収入を得ていたことが問題。→イミグレ的にNG
税金も払っていない。→バリ人が怒ってる
パンデミックで入国制限をしているのに、コロナ禍の移住を勧め発信していた→健康プロトコール違反

すごい大々的にイミグレによる記者会見などをしていて、店主びっくりです。
でも、強制送還(半年入国禁止)なので刑は軽い方。
また彼女は恋人とやってきそう。
アメリカ人女性は、「自分は無実。インドネシア国内で収入は得ていない!」と不満げ。
でも、SNSで全て見せちゃっていたのは、ほんと浅はかだなと思います。

今回の件で、観光と経済の役人も出てきて、細かな規定を設けなければならないとコメントしていました。
バリ島はノマドワーカーを受け入れる計画をしてましたからね・・・難しいっ。
こういうことがあると、就労ビザ取得更新のハードルが上がっていくんですよ。

今日の水中生物は

ヒトヅラハリセンボンに乗るヘラヤガラ・・ぴったり離れません。

バリ島生活

Posted by 店主