シロアリ駆除業者~最強ラヤップ~

先日、待ちに待った駆除業者が来ました。やっと業者、家主、店主がそろいました。
とりあえず、全部屋をチェックし見積。料金は広さで決まるようです。

その次の日、器材、工具、殺虫剤など持参しすぐ始まりました。
業者さん2名は、慣れた手つきと阿吽の呼吸です。バディぽい。

まずは、一番時間がかかるこの作業。
細いドリルで穴を開ける作業(深さ30㎝くらい?)。90㎝間隔で全部屋を部屋の形(壁沿い)にドリルします。壁沿いにソファやベッドがあると除けなければならず、更に室内はぐちゃぐちゃに(涙)。

その過程で新たなシロアリ被害が発見されました。ソファの裏にある窓枠の木!!ひえー
更に、物置き場になっている普段入らない小部屋にあった7-8枚あった額縁に群れまくっている!!きもー
半年くらい前に全部きれい磨いてまとめて置いたのに原型とどめず・・。

結局、自分で殺虫剤をまいても、被害が拡散していくだけだと悟りました。
12月の最初の本棚時点でこの業者さんたちに来てもらえば良かったと後悔。

各部屋・壁沿いにドリルで穴開けが終わった後は、細い器具を使って穴に薬を注入してゆきます。
そして白いセメントで穴を塞いで床面は終わり。
本棚、ドア枠、窓枠などは薬を散布してべちゃべちゃ。
屋根裏もチェックして、少し疑わしいところは散布して頂きました。

あとは庭。敷地外も土壌部分や植物にも農薬風に散布してゆきました。
植物、ポンちゃん(猫)、メダカが心配でしたが問題なし。

うちは面積2アールぐらいで建物も小さいですが、実働4時間ぐらいで終了。
駆除は5年ぐらいもつそうですが、3年に一度ぐらいはやった方がいいかもとのことです。
一応3年間の保証付き。
シロアリ駆除の他にも、デング熱予防の殺虫剤散布なども行っている業者さんでした。

シロアリのすごさを今回知り、興味を持ったわけです。
調べてみると組織というかコロニーというかすごい世界なんですね!
雨季の始まり夜19時頃、電球に集まってくる羽虫がシロアリだと今回初めて知りました。

危険ラヤップ・シロアリ被害 バリ島ブルーパラダイスダイビング

シロアリのライフサイク
床下の土壌に住んでいるそうです。巨大な女王が毎日何千~何万と卵を産み続けるそうです。寿命10年以上!!卵から幼虫になり、その後、担当が決まるようです。90%は働きアリになるらしく、ひたすら木や紙を食べて運ぶ係。今回うちの被害を作ってくれたのはこの働きアリたち。おめーたちか~(笑)。

コロニーがいっぱいになったりすると、働きアリの一部に出ていく役目の子もあるらしく、羽が生えてきて夜飛びます。でも、ご存じの通りすぐ下に落ちて羽が取れ、ヤモリ、猫、カエルの餌になったり生存率はほぼなし。でもね、そこで運よく生存できた子が女王候補なのですよ!!すごくないですか?女王が死んだら羽アリとして飛んだ経験がある子がいつも控えているのです。だから女王というかこのコロニーはずっと安泰。駆除されない限り!

危険ラヤップ・シロアリ被害 バリ島ブルーパラダイスダイビング

ここインドネシアでは、羽虫のことをラロン(Laron)と言います。
田舎の人は食べる時もあったようですね。魚釣りの餌とか。

灯りに群れる羽虫ラロン。実はラロン見学好きなんです。その下にカエルとかヤモリが集まるので(笑)。
でも、まさかこの子たちが女王候補だったとは・・・!!また別の見方ができます。

バリ島生活

Posted by 店主