バリ島で車の名義変更
毎朝ニュースをチェックしますが、昨日の朝、眠気もぶっ飛ぶインドネシアニュースが目に入ってきました。
「2年連続更新なしで STNK登録抹消 内務省」 まじか~っ
バイクや車の所有者は毎年車両税を支払いしますが、2年続けて払わないと来年からナンバー抹消になるというもの。抹消になると復活はかなり面倒になります。
実はブルパラ号は2年以上払っていません。自分の名誉のために言いますが、お金が払えないからではありません。数年前に突然できたちょい理不尽な車に関する法律があって、名義変更しないと払えない状態が続いていました。払いたくても払えない状況。実は店主と同じように悩んでいる車持ち運転手はたくさんいます。
名義変更に躊躇していたのは、長いことブルパラ以前の所有者名義になっていてその方とは面識もなく、その方の身分証明等入手不可だったのでできないだろうと考えていました(以前バイクの名義変更の時、元の所有者の身分証明が必要だったため)。
ただ最近バリ島にもちらほら交通違反を取り締まる監視カメラが設置されてきました。違反すると、かなり鮮明な画像と共に、速攻罰金請求が送られてくるらしいのでこのままではいけない・・・。年が明けたら車両登録局(SAMSAT)へ相談に行こうと思っていました。そんな時にこのびっくりニュース!いても立ってもいられなくなり、昨日相談に行ってきました。
対応してくれた女性職員は店主の状況(払いたくても払えない)をあっさり理解してくれて、わかりやすく説明してくれました。やはり名義変更を勧めてくれました。
【必要なもの】原本とコピー
・新名義人の身分証明(KTP, KITAS, KITAPなど)
・BPKB 所有者ブック
・STNK 車両税明細
・車購入時の領収書(コピー屋さんで空の領収書販売中・・・どういうこと?笑)
なんとこれだけ!元の所有者書類は不要でした。
そんな訳で、今日車両登録局(SAMSAT)行ってきました。レノンの大きなSAMSAT。
車のチェック(cek fisik)もあるので運転手も一緒に。
朝から激混みでしたが、店主は書類系の受付、運転手は車チェックで並ぶなど効率的に動きました。これ終わったらあそこ、これ終わったらあそこの連続。途中スコールがやってきて、濡れる羽目に・・。一通り書類や支払いが終わると、今度は種類抱えてバリ州警察(Jl.Supratman)へ移動。
警察にあるBPKB事務所で名義変更後の新しい所有者ブックを作ってもらいます。ここでも、これ終わったらあっち、これ終わったらあっちの連続。ブックを受け取ると、またレノンのSAMSATに戻れと・・笑。一箇所にまとめろよーーーと叫びたくなります。昔と同じ!笑
レノンに戻ると、またまた、これ終わったらあっち、これ終わったらあっちの連続。壁に大きく掲げられているこのフレーズ。運転手と笑ってしまいました。「揃っていれば迅速なプロセス。代行業者に頼まず自分で手続きしましょう。」手続きは難しくないけど、このすごろく形式が嫌ですね。一つの建物内で済むようになることを期待します。
最終段階に近くなってきたかな・・?やっとSTNK(車両税)支払いコーナーです。なんと、書類を提出したとたん電気が落ちたようで復旧までに30分~1時間はかかると・・(なんてタイミング!?)。群集の中で待つのはコロナになりそう・・
なので、午前中でしたが外のカフェテリアでお茶しました。時間を楽しまなければ。
店主は、コカコーラとサツマイモ(ココナツ和え)
運転手は、バリコーヒーと白いイモ(ココナツ和え)
おいしい~素朴な大人向けローカルおやつ、店主大好きです。イモとか豆とか。
45分ほどあーだこーだ不思議な時間を過ごしました。
コンピューターが復活し、何とか税金払って終了!!
と思ったら、またあっち行けと。
あー、完全に忘れてた新ナンバープレートのこと。
プレート発行コーナーでまた待たされるので、そこに居合わせた人たちとあーだこーだ話をして待ちます。こういう知らない人たちと普通に雑談が始まるインドネシアは素敵だと思います。税金の額を互いに見せ合って高いだの安いだのいろいろ。で、店主が日本人だと分かったローカル男性が話しかけてきました。その人が持っている書類・・・ん?日本人女性の名前。うわー、海仲間の運転手さんでした。面白いですね~なんという偶然。彼女のところもプレート交換時期だったとは。
新プレートはみんな白です。カメラ画像に映りやすいから?
名義変更入れても、途中電気が45分止まっても、8:00~12:00の4時間で終わりました。
インドネシア的で面白いので、ぜひ自分でやってみてください。
突っ込みどころ満載なプロセスですが、皆さん親切です。
レノンの大きなSAMSAT
月~木 8:00-14:00
金・土 8:00-13:00