バリ島はニュピ
バリ島、静寂に包まれています。
今日は、バリヒンズーの新年『ニュピ』。飛行機も飛ばないし、フェリーも運休。外出禁止、灯りが外へ漏れてもいけない。観光客であってもホテルから出られません。今年から、TV放送もなくなりました。どのチャンネルも『砂嵐』。
昨夜の大騒ぎオゴオゴに対して、本日の静寂。ただいま、バリ島浄化中です。
店主は、ここ数年恒例・自宅ニュピです。ニュピだからこそ、自宅で過ごしたい。仕事もしないぞっ!!
マイケルイントラも恒例で、ニュピ避難、今年もロンボク島へ。バイクで行くので、ジャワかロンボクしか選択できません。今、スンギギにいるそうです。ニュピ避難で、お隣ロンボクはかき入れ時でしょうね。
さて、サヌールは明け方から雨でした。午前中、雨は止みましたが、終始曇り空。外は人の気配もなく、騒音なし。ゴーストタウンです。鳥のさえずり、犬の鳴き声のみ。はるか遠くの鳥の鳴き声も聞こえてきます。何十種類の鳥の鳴き声が入り混じり、目をつぶるとジャングルにいるような錯覚。いつも大騒音の通りには、ハトたちまで降りてきてました。普段は、近場の鳥しか存在が見えませんよね。
店主は、読書、SUSOKU、DVD観賞、ネット、カメラで過ごしました。あとは、食べる・昼寝の組み合わせ。普段買わない、贅沢・高級ブドウをつまんでご機嫌。
うちの看板・熟猫ダコさん(♀)。7年前にレノン地区で瀕死のところ拾いました。今ではこんなに太って、先日の獣医女史には『メタボ猫』と言われる始末。やはり猫であっても、朝からいつもと違う、静寂すぎることに気づいている様子。 『また静かな日ねー』と聞こえてきそうでした。
カメラで遊んでいた店主、今日は撮影成功。目を開けてる猫の正面顔は難しいのです。大抵、フォーカスエリア点灯を嫌がり、目を細めるため。本日、偶然、店主の手にハエが止まり、それに集中しちゃてるダコ正面顔お目目ぱっちり顔に成功。好きなモノを手の甲にのせておけばいいんだ。シンプルね。
他の猫がテリトリーに入ってきて逆立つダコ。敵は全然びびってない。ダコ一人で体膨らましてました。そして、敵が去って安堵。まだ尻尾が膨らんでる。猫の世界も大変ね。がんばれ!
夕方からまた雷を伴った雨が降り始め、まだシトシト降っています。雨音だけです。そして遠くから聞こえる犬の鳴き声。店主宅の構造、玄関ドアを閉めれば表側は灯りが漏れない。リビングもカーテン閉めれば灯りがそれほど漏れない。そういうことに気づき、普通にライトをつけています。シトシト雨だし、見回りのバリ人も出ないことを祈って。写真は、激しく降り過ぎて冠水の庭。
ペジェン村のバリ人L子がいうには、デンパサールはニュピ規制が多く厳しい、と。ペジェン村では、みんな外を普通に歩いているそうです。また、アタ製品で有名なカランアサム県のトゥガナン村は、ニュピをしなくてよいそうです(駐車場から上)。トゥガナン村はバリ島先住民アガですし、バリヒンズー行事に従わなくてもよい特別地域なのでしょうね。だとしたら、一番近いニュピ避難場所ですね。しかし、ホテルがない。笑
ニュピは、1ヶ月に1度あってもいいなぁ。こういう経験、バリ島じゃないとありえません。
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