3ヶ月の儀式(ウパチャラ)でペジェン村へ
9月に生まれたバリ娘L子の次男カデくん。今日は3ヶ月の通過儀礼で行ってきましたタンパクシリンのペジェン村。バイクで片道1時間です。サヌール出発時は曇りでしたが、雷が何となく聞こえるので嫌な予感。バイパスはまだ大丈夫だったのですが、左へ曲がった瞬間、もう激雨・・・(涙)。スカワティ→バトゥブランは、雨がすごすぎて顔が痛い!ずっと山に登って行く状態なので、冠水傾斜地、すなわち川を上る鮭みたいでした。ま、昨日の膝下まで浸かるアマゾン河よりはマシです。次のマス村に入ると雨が小降り程度。しかし標高が上がっていくので、手足が冷たくかじかむ。寒すぎるぜー。
到着するともう儀式の準備は済んでおり、みんな疲れているせいかまったり。熱い甘い紅茶で体を温め、とりあえずご馳走バビグリン(子豚の丸焼き)を頂きました。
豚の皮ですが、やはり毛がついていると食べられません。やわな日本人です。
バリといえばこのラワール。これだけでご飯が進みます。
これは長男ミランくん(1歳10ヶ月)、今日は主役じゃないけど下ろし立てのバリ正装に着替えます。
すでにバリ人らしいわ。
お坊さんが来てお祈りが始まりました。ぶつぶつ唱えながら、鈴をちりーんちりーん鳴らします。10分ぐらい。
不思議な光景発見。一匹の犬が、ちりーんちりーんに合わせて仰向けなり自転車こぎの動作。
これがずっと続き、村人も驚いてました。前世と関係あるのでしょうか。他の3匹は無反応。
主役弟が何かされてるよ。興味津々のミランくん。
僕は暇だから線香で遊ぶよ。
最後、みんなにお祈りしてもらえる弟カデくん。健康で長寿ね!
お疲れ様でした。初めて地に足をつけ、ニワトリにキスしてもらい、聖水かけてもらい、きれいな服着て、両手足・首・指輪としてシルバーをつけてもらいました!訳分からずで途中少し泣きましたが、乳が飲みたかっただけのようです。
早朝から準備お疲れ様でした。みんなクタクタ。
疲れ知らずはミランくん。スイカで遊びます。
L子の新しい子犬コロ。4ヶ月ぐらいでかわいい!
お供えものの串を頂く腹ペコ近所の犬
肌寒いのでニワトリたちも丸くなります。
バリ人として生まれると、この通過儀礼の嵐で大変だなと毎回思います。今回、子豚を4匹焼いたそうです。1匹6000円としても子豚だけで24,000円(バリ人の最低賃金は一ヶ月約8000円)。プラス、山のようなお供えモノですから。どうやってやり繰りしているのか、未だに店主は分かりません。謎の一つです。たまに田舎生活を覗きに行くにはいいけど、店主は田舎生活できないですね・・。しかし、日本のおばさんとして、ミランくんとカデくんの成長を今後も見守っていきたいと思います。
帰りは1滴も雨に当たらず。奇跡かも。
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