2022年バリ島の最低賃金

昨日、社会保険事務所の方からメールが入ってました。
来年2022年のバリ島最低賃金について。
これに見合った社会保険料を払うようにと企業向けに通達。

でもね、今、誰がこんな給料もらえてるんだ？

バリ州を8つの市・県に分けて、最低賃金が記されています。
ここはサヌールなので、2番のデンパサール市、Rp.2.802.926 (約22,500円)
大体20,000円～23,500円で推移。

コロナで鎖国が始まったのが去年の4月からで、観光業は売り上げはほぼゼロ（前年比99％減ぐらい？）が続いています。
廃業、コロナ禍は閉めている、かろうじて営業しているかのどれか。
スタッフは、失業、自宅待機で毎月会社から給料数割もらえてたり、出勤に応じた手当てだけでの生活。
全く生活できるレベルじゃないので、売れるものは売り払いこれまでとは違う仕事をしています。
漁師になったり、野菜作ってたり、物売りになったり、建設業を手伝ってたり。

政府からの支援はありません。
ほーーーーんの一部の該当する恵まれた人がちょっとだけ。
ま、皆さんもえる期待もしてない様子。

上記の最低賃金22,500円だって、家族では生活ができません。
物価上昇は止まらないので、これじゃ全然足りない。
会社は売り上げがないので、この最低賃金・社会保険も払えない状態でしょう。

バリ島内でも、観光業以外の民間企業や公務員などは、コロナ禍でも全く生活が変わらず、
コロナ割り使ってウハウハenjoy生活。
上記の何倍かの給料の方もたくさん・・ものすごい二極化していると感じます。

この中身空っぽの最低賃金表を見て、腹がたってきたのでした。
お金の支援がないなら、せめて観光客が来やすい政策を示してくれ～と思います。