ファンダイブ 沈船の巻
昨日に引き続き、Hさん、Oさんとガールズはトランベンへ。
カランアサム県に入ると、独立記念日の行進ばっかりです。
今日は、小学校の行進発表会だったようで、皆さん素敵な衣装で真剣です。
1位獲得だと何がもらえるんでしょうね。
道路を片道ふさいでしまうために、走っては止まっての連続。
でも、文化見学みたいで面白い。
独立記念日17日までは、こんな車窓が続きます。
昨日まではトランベンの海況がよいと聞いていたのですが、結構波が高めでした。
でも、初心者じゃないし大丈夫でしょう。
Hさんは、トランベンが初めてですし沈船をみてもらいましょう。
美しい
大きなナポレンが出てきたと思ったら、ウミガメ様もほぼ同時に。
店主、また膝負傷。
ガールズは大きな波を上手にエキジットできました。
それなのに、足の着き方が悪かったようで・・・・。
店主の膝がまた「ぐにょ」と感じ、いつもの筋をやってしまいました。トホホ。
立ってられず叫んで倒れました。
1月に大きな「ぐにょ」をやって以来、トランベンはずーーーーーーっと膝サポーターを使っていたのです。
今朝、持ち忘れを気づいたにも関わらず「もう治ったから大丈夫」と持っていかなかったことを後悔。
神様に見られているような出来事でした。
教訓です。
1月よりは、全然軽い「ぐにょ」でよかったです。
2本目はOさんにブリーフィング、ガイド、ログ付けまでやってもらいました。
波はだいぶ小さくなりほっとしましたっ。
c
ガールズ沈船ゆく
おととい4日夕方、トランベンで事件発生。
Pホテル(ブルバラ御用達ではない)に宿泊していたフランス人ダイバーが、アラマンダに単独で潜り、みんなの人気者カンムリブダイを水中銃で撃ったのでした。
大馬鹿ものですねーーーーーーーー。
そして、Pホテルのレストランに「料理してくれないか」と持ち込もうとしていたそうな。
ガイドを付けないで潜ったわけです。
アラマンダに潜るためには、ボートを使わなければなりません。
ボートマンも水中銃を見て、「ここで水中銃は駄目だ、観光保護地区なので駄目だ」と説明したらしいですが、無理強いしたフランス人。
カンムリブダイを射止めてエキジットしたフランス人。
ビーチに戻って村人は大騒ぎになったとか。
みんなフランス人につかみかかりそうになったとか。
警察で事情聴取され、フランス領事館に連絡され、今日あたり出国しているそうです。
強制送還なのか、たまたま今日帰国だったのかは不明。
大騒ぎになった時、お子様2人は泣いていたそうです。
それがかわいそうだったらしく、罰金も何も科せずに帰したらしい。
馬鹿な父親は「すみませんでした。知りませんでした」と。
単純に大きな魚を射止めて、家族みんなでそれを食べたいというだけだったんでしょうね。
ってか、ダイバーとして恥ですよ。
父親としても面子保てないですね。
射止められたカンムリブダイと最新の水中銃は、警察に没収されたそうです。
インドネシアはスピアフィッシングがOKの国です。
が、場所をわきまえないといけません。
個人的には、ダイバーが水中銃を持って入るのはフェアじゃないと考えています。
だって、水中でエアが吸えますからね。
息ごらえで銛だったら、「猟」として少し認めるかな。
村人の英語も理解できないフランス人だったのでしょうか?
カンムリブダイ一族の個体数が少しずつ増えているんです。
それを店主らは嬉しくて嬉しくて。
その姿を皆様に見ていただいているので、本当に腹立たしい事件でした。
ディスカッション
コメント一覧
どこからでもエントリーできてしまうところが、防ぎようがないところでもあります。
かなり経験あるダイバーだったようですよ。
私たちが早朝に見ていたカンムリブダイの1匹と思うと、悲しいです。
そんな事件あったんですか ダイバーとしては 信じられませんが
あの環境を守ってもらいたいです