初日 アメッド3ダイブ
朝早くから吉本新喜劇でスタート。ジャワ島より生粋の大阪人K夫妻&神戸のTK夫妻。
皆様、80本~200本台のベテラン様たちでアメッドへ行ってきました。
ダイビング以外にもいろいろなことが起こる一日となりました。一寸先はわからないものです。
延び延びとなっていたガソリン代が今日から値上げ。いつものお金で満タンにならないところが悲しいですね。
途中、マンギス村で交通事故現場に遭遇。男性の遺体が生々しい状態で道路中央にまだ置かれたままでした。ご冥福をお祈りします。
アメッドの海況はよし。透明度は、10m~25mとポイントによってまちまち。
ファンダイブですが、大阪K夫妻のリクエストで「シグナルフロートの使い方を学びたい」というのがあったので、今日の3ダイブ全部フロートを上げてもらいました。夫妻で初めてのフロート上げ。これを機に二人で2つのフロートを新調。フロート上げ1発目は、ほぼ全員うまくいきません。何でもそうですが、経験をすることによって、自分が使いやすいフロートに改良していく必要があります。
関西4名エントリー
TK夫妻、ウォールへ突入
関西4名きれいにウォールへ
ウミガメ様が目の前ですれ違いました
そして初のフロート上げ・・・Aさん
ああ、だめだ。すでにからまり気味。
ご主人K氏は初回にしてはなかなかの出来。
2本目は竜宮城ポイント
地形とソフトコーラルを堪能
大きなサンゴとY氏
この数分後、とんでもない聞いたことのない音が全員の体に響き渡りました。もちろん、「どかーん、ばきばきばき」という音と同時に魚たちは一斉にサンゴに入りました。
形容しがたいですが、店主の場合、心臓が重低音のせいで乱れるみたいな。
心臓のリズムが乱され動悸かと思ったほど。とにかく、経験したことのないよく分からない状態になったのです。全員の顔が不安に・・・。ボートのエンジン音とも思えない、爆弾漁のダイナマイト音も全然違う。なんなんだ??見える範囲に異常なし。浮上するにもすぐあがれる深度ではなく、浮上しながらもダイビングを続行することに。
アオリイカの群れが気を紛らわせてくれました。
そして、AさんもK氏も1本目の反省を踏まえフロート上げ成功。
陸上に上がって水中で店主たちを襲った音がなんだったのか???が話題に。
陸のバリ人らに聞いてみると、やはり横揺れの地震があったそうな。地球が動く音だったのです。
重低音からして、店主らのかなり近くだったのではないか?と予測。しかし、バリ人らが震源を知るはずもなく・・・。震源地は、あとでネットニュースで調べようということに。
3本目は、砂地マクロダイブ。皆さんが好きなまったりダイブ!!
またまたカミソリウオ
アメッドは人懐っこいツバメウオで、ダイバーに2,3匹近づいてくることは毎度です。
ですが、今日はY氏に集まる傾向。ぱっと見7匹。きっと引き寄せる何かが働いているのですね。
笑っちゃうほど。写真の邪魔をする。
「いいから、私を撮って!私を見て!」と聞こえてきそうです
アメッドでしか見られないヒメツバメウオの群れ。
オオウミウマ観察
そして2匹目も発見
名言中の名言「彼らの人生設計はどうなっているのか」(スラバヤ潜水隊Y隊長)
最後のフロート上げも上手に終わりました。
お疲れ様でした。
楽しすぎて潜水時間80分。2ダイブ分ですね。ごめんなさい。
大阪夫妻も神戸夫妻も「アメッド、おもしろいーーーーー!」とニコニコエキジット。
店主も楽しかった!
時間が時間だったので急いで神戸組と店主は、そのままトランベンへ移動(1泊2日)。
大阪組は日帰りだったのでサヌールへ移動となりました。アメッドでお別れです。
インドネシア秘境ツアーでフロート上げが成功しますように。祈
サヌールに到着したK夫妻が、すぐに地震ニュースを調べて送ってくれました。
バリ島時間13:42地震あり。
西ロンボックより14km西の海、深さ10km、マグニチュード5.4
やはりかなり近いところが震源地だったようです。納得。
トランベンで潜っていたガイドによると、西洋人客の中には、すぐにエキジットしたダイバーもいたそうな。
あの轟き音は恐ろしい・・。地球の音はすごい。
事件が多い一日でした。
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