南スラウェシ報告
店主、南スラウェシ州珍道中
5月12日
バリ島より店主一人マカッサルへ。
4年ぶりのマカッサルなので、心はワクワク。
空港が豪華になっていて、上空から笑ってしまう店主。
直接ボート乗り場へ向かい、スタッフらと明日の打ち合わせ。
懐かしい仲間。
夜は、マカッサル隊員らとロザリー海岸で食事。
その後、カポポサン島リゾートオーナーへ挨拶。
5月13日 カポポサン島1日目 天気は曇り
ジャカルタから1名、バリ島から2名の飛行機到着を船着場で待つ。
マカッサル現地邦人も2名参加。
飛行機の遅れもなく、無事全員集合。
単独でジャワ島からのインドネシア人も一人追加で参加。
店主入れて7名とボートスタッフ3名で順調に出発。
4日分の食材も詰めて民族大移動状態。
途中、波と流れのせいか、スピードボートで1時間半以上かかってしまいました。
結構濡れた!
しかし、着いたカポポサン島は白砂、エメラルドグリーンの穏やかな海。
そして、レストランやコテージが昔とそれほど変わらない姿でありました。
それだけで、みんな大感動。
ランチをとり、2ダイブ。
ケーブポイントとアクアリウム
水温はめちゃ温かく29〜30度
店主3mmウェットでしたが、汗が出るほど。
昔より珊瑚は悪くなっているかと心配でしたが、どのポイントも元気でした。
よかった、昔と何もかも変わってないかも。
5月14日 カポポサン島2日目 天気は曇り・雨
天気は太陽見せずで水面も少々ばたつき気味でしたが、店主らは全然気にしません。
とにかくワクワク楽しい!
朝から夕刻まで4ダイブ
バリ島より、30分ぐらい日の出日の入りが違います。
18時ぐらいでかなり暗いです。
今日のポイントは、シャークポイント、タートルポイント、ジャヌラウポイント、ナカノポイント
そのうち、2ダイブが記念ダイブ。
1ダイブ目では、ゲストの100ダイブ記念。
4ダイブ目では、ゲストの50ダイブ記念。
こんなに祝われて、店主うらやましかったですよ。
夕食には、スタッフの心遣いで刺身が出ました!
5月15日 カポポサン島3日目 天気は晴天
やっと太陽ギラギラで白砂がまぶしい!
今日も昼間4ダイブ。
ポイントは、シャークポイント、タンジュンポイント、ケーブポイント、アクアリウム
カポポサン島はほとんどウォールですが、白砂スロープアクアリウムはもっとゆっくり潜るとかなり面白そうな予感がしました。
ゲストにもこのポイント好評。
この日、ナイトでゲスト2名がハウスリーフで5ダイブ目セルフダイブやってましたね。
元気すぎる。
海猿お&海猿子という強力バディチーム。
遠浅で水草で干潮。
水深1〜2mで、少々流れがあったようですが、ウミウシがゴロゴロいたようでゲスト大喜びでした。
夕食にまたまた刺身!
5月16日 カポポサン島4日目 天気は晴れ&曇り
朝から、レストランに知らない人がいると思ったらどうやら海難事故。
因みにリゾートは、店主らとスタッフしか入れないのです。
事故は、昨日の夕刻、インドネシア人6人で釣りをしていた船が波で転覆したらしいのです。
木製の船で船体は沈まず、みんなつかまっていたようです。
うち一人が、一番近い灯りが灯るカポポサン島リゾートに向かって、暗闇の中9時間かけて明け方到着。
持っていた浮き具は黒いバケツ一つ。
これを逆さにして泳いできたようです。
そして、リゾートのスピードボートで全員救助、船も牽引してきたみたいです。
生還した6名がコーヒー飲んだり、タバコ吸ったりしていましたね。
死亡者が出なくてよかった。
本日フライトで潜る人と潜らない人がいました。
その辺はダイバーなので、自己責任で決めてもらいました。
朝から2ダイブ
今日のポイントは、マルジョノポイントとイアンポイント。
3泊4日最終日なので、これで最後。
水中記念撮影をして終了です。
ゲスト一同、3泊4日じゃ足りない。
もっと、ここにいたいという感想です。
夢の世界、パラダイスですよ。
また機会があればカポポサン島で集まりましょうと約束したのでした。
島に別れを告げマカッサルへ。
現地で解散。
マカッサルにまだ居残りチームで打ち上げ。
ロザリー海岸でやりました。
その後、またリゾートオーナーへお礼の挨拶訪問。
5月17日
やっと店主の休日開始。
マカッサルの旧友というか家族とバロンボン村へ(ゲスト2名も一緒)。
マカッサルの伝統家屋高床式住居が美しいです。
村中で歓迎された感じで楽しい再会でした。
5月18日
ゲスト2名とコーヒーとお葬式で有名なトラジャへ。
バスで片道10時間。
ACなしで、暑すぎて溶けました。
18:00、無事涼しいトラジャ着。
5月19日
1日トラジャ観光
これまで店主、何度かトラジャ行っていますが、ガイド付きの観光はこれが初めての店主。
水牛、豚市場、いろんなお墓、ユニークな船の屋根のトンコナンハウスなどまわりました。
ガイドってさすがですね、どんなこと聞いても答えられる。
今更ですが、感心してしまいました。
実は店主が昔活動していた観光専門学校の元生徒でした。
トラジャにガイドはたくさん存在しますが、日本語ガイドは残念ながらいません。
全然、日本人が行かないのが残念です。
トラジャでも、偶然の再会がいくつかありました。
あちこちでびっくりです。
珍しくこのオフシーズンなのに葬式が見られるという情報を得たのですが、水牛を殺す場面を見たくないので行きませんでした。
店主、動物を殺す場面は泣いてしまいます。
5月20日
キーコーヒーの現地法人PT.Toarcojayaのコーヒー農園と工場見学。
12時のバスでマカッサルへ帰らなきゃいけないので、時間は午前中のみ。
標高1000mのところにある農園までトラジャ市内より1時間。
実は、山道が悪すぎて普通の車じゃ登れないといわれていたのですが、昨日の運転手がこのミニバスで上がれると言い張るもので半信半疑ながらも強行で行くことにしたのでした。
店主はこれまで2回訪問してますが、記憶ではそんなに道は悪くなかったのです。
でも、行ってわかりました。
確かに道が悪くなってる。
アスファルトはほとんど穴。
昨夜の雨で泥がぬかるんでスリップしそうなところも多々あり。
でも、なんとか上がれたのでした。
PT.Toarcojayaでは、勤続31年のユスフマネージャーに案内していただきました。
コーヒー農園は広大です。
行った時も300人の現地スタッフが農園で収穫作業を行っているとのことでした。
工場では、摘んだコーヒーの実が日本向けコーヒー豆になるまでのプロセスを全部見せていただけました。
品質管理の手作業工程の多さに店主ひっくり返りました。
さすが、日系!
日本の素晴らしさを見た気がしました。
創業34年でローカルスタッフをここまで育ててきたキーコーヒー、さぞかし苦労があったと思われます。
100%トラジャコーヒーの試飲もさせていただき、大満足で帰路へ。
また行きたいです!
しかし、山を下るときは大変でした。
トラックが傾いて道をふさいでる。
しかし、何とか12時発のマカッサル行きバスに乗れました。
今度はAC付きで広々バス。
疲れもあって車中眠れます。
あっという間の10時間。
途中、パレパレで夕食をとり、マカッサル市内へ入ったのは夜11時。
5月21日
今日はバリ島へ帰る日。
朝、干しておいた機材をまとめにボート乗り場へ。
午後から、マカッサル市内でJICA関係者のシルク展示会を見に行く。
南スラウェシはシルクが有名。
そのシルクと日本人のデザインするコラボ。
観光特産品になるといいですね。
マカッサルの友人らからは、たくさんマカッサルコーヒーをお土産にいただきました。
みんな、店主のコーヒー好きを知ってるんです。
1年分ぐらいコーヒーもらっちゃいました。涙
その後、荷物をパッキングして空港へ。
バリ島へ無事到着。
充実した久々南スラウェシ珍道中。
人々が温かいですね。
カポポサン島もほとんど変わらず、店主安堵です。
あまり人が行かないのが、環境が守られる秘訣なのかもしれませんね。
また、カポポサンツアーは企画したいと思います。
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