今年の「ニュピ」(バリの正月)は、3月30日です。この日は灯りや火の使用は許されず、前年の反省をし、来る年の幸せを祈ります。敬虔なヒンズー教徒になると、ただじっと瞑想をして家の中で過ごします。前日には島中の悪霊を追い出すために、山車が出てゴンやシンバルを鳴らしながら駆け巡る浄化儀礼が見られます(オゴオゴ)。

 

今年は3月30日6:00amより(実際は0:00より)24時間は外へ出ることも、灯りを使うことも禁じられます。見回りの人たちが巡回していて、灯りが外へ見えようものなら注意されます。飛行機も船も乗り入れストップ。バリ島全体が真っ暗になるのです。観光客であっても、異教徒であっても、バリにいる以上それを拒むことはできません。とにかく活動という活動が全てストップなのです。

 

店主自身のニュピ経験

初めてのニュピ時

よくわからず、とりあえず、自宅で過ごしました。暗闇の中でもPCぐらいは使いたかったので、窓から灯りが漏れない努力をしましたが、普通のカーテンだとやはり漏れる。マイケルインストラクターは、PCの灯りで見回りに注意されました。TVも堂々と見られず、何もすることがない.

 

2回目のニュピ時

ニュピ前になると「ニュピパッケージ」と称して、ホテルから在住外国人向け(滞在許可書保持者)にホテルの安売りが始まります。ニュピスタートが早朝なので、2泊しなくてはなりません。でも、高級なホテルでもかなり安く出ているので、前年のように自宅で不自由、たいくつを感じるぐらいならと思い、ホテルでニュピを過ごす。ホテルの場合、部屋だけにとどまらず、館内は自由に動けるのが魅力。ただ、ステキなホテルであっても、灯りが漏れないように、窓に暗幕のようなものをつけ、廊下も電気を消してろうそくが各所にある程度。

 

大型ホテルだと館内が広い分あちこち歩け、プールで遊べ、フィットネスやサウナ、朝食も豪華、部屋ではNHKを見ることができ快適!これはいい!ただ、自宅に置いてきたネコやネズミが心配で何度も自宅に電話入れていました。ネコが電話に出るわけないのに(笑)。本当は電話することも禁止です。

 

さて今年はどうしよう。他の島へ脱出という手もあります。インドネシアでニュピやっているのは、バリ島だけなので。

 

観光でその時期バリへ来ようと思っている方はご注意ください。結構、ニュピを知らずにやってきてびっくりしている方多いです。島全体が真っ暗になります。