インドネシアへ住み始めて約5年。2000年より時代の流れに全くついていけてない店主。久々に休みがとれた店主はついに昨夜、ずーっと長いこと家にあったDVD「オープンウォーター」を観る機会に恵まれたのでした。タイトルが示すとおり、恐らくダイバーなら必ず観ている映画だと思われます。家にあったのになぜ観なかったのかというと、ダイバー仲間全員が口を揃えて「訳わかんない映画」「くだらない」と悪評だったからです。できれば、くだらない映画は観たくないものです。

 

カップルが南国へ休日を過ごしに出かけ、ボートダイビングに参加する。参加人数20名。一人、マスク忘れたお客さんがいて、ダイビングできずにボートで待つ。エントリーしたダイバーの中に耳抜きができずにすぐ浮上してきたお客が出た。これはラッキー!と、マスク忘れたお客は耳抜きできなかったお客のマスクを借りて(バディも借りて)すぐエントリー。そんなやり取りを見逃していたボートマンが人数の数え間違いをしてしまう。18名浮上した時点で、20名と勘違いしてボートは帰っていったのでした。そこからが主人公カップルの悲劇。

 

待てど暮らせどボートの姿は見えない。最初は楽観的に笑って冗談も言えるけど、疲れるし、のどが渇くし、お腹がすいてくる。遠くに見える船も飛行機も全く二人の存在に気づかず通り過ぎる。クラゲにさされたり・・・。疲れてきて、浮力確保にウエイトを捨てるがベルトはもっていた。グローブもポケットから出てきた。また、BCDにキャンディーを見つけ腹ペコだった二人は大喜び。最初は笑っていられたけど、だんだんこの状態に怒り、そしてストレスで爆発。発狂に近い。そして危ないサメたちがたーくさん近づいてきた。この恐怖想像できるだろうか。海に浮いている自分たちのまわりをサメたちが取り囲むなんて〜〜。店主は耐えられない。

 

男性のほうの足が食べられて出血・・・。すっごく痛がっているが、確かに痛そう。女性の方が空のウエイトベルトで足を止血(さすが!)。そういう使い方もあるか!女性は一生懸命男性をなだめるが、男性は痛みでうめいている。そして暗い海をそのまま漂う。

 

一晩過ぎて、どうやら男性の方は亡くなってしまっていた。え〜〜悲しいよ。サメたちは血がにおうのかずっと二人の周りにいる。女性は男性をタンクから体をはずして海に流した。サメたちは待ってましたというように、すぐに餌になっちゃった。どうして死んだといえども彼氏を海へ流したのか、ここが店主にはわからない。女性のほうは恐怖続きで精神的に疲れ果てた様子。無表情でその様子を見ている。そしてそのまま無表情のまま、なんと自分も機材をはずし、マスクをとって水中へ入っていったではないか!自殺?もちろん、サメの餌食。これも店主意味が分からず、最後の部分は2回見直したぐらいです。

 

ここで終わりなのですが・・・店主は見終えてとても悲しくなってしまいました。亡くなったカップルに全く非がないのに・・・かわいそうで。悪いのはマスク忘れたおやじと人数確認の甘さ。原作者がどんな意図でこの映画を作ったのがよく分かりませんが、ただ悲しさだけが残りました。タイタニックより絶対に面白い。えーーっ、店主だけかな。

 

バリに獰猛なサメはいませんので、皆様ご安心を。