バリ人が見たインド

マイケルチーム、1泊2日でムンジャンガン行ってます。
今日3本は海況も穏やかでゲストも楽しんでいたようです。
明日もきれいだといいですね。

サヌールは、晴れ。
ですが、風がソヨソヨ吹き始めました。
乾季の風です。

さて、店主今日は美容室へGO。
店主の美容師が1月〜4月まで3ヶ月間インド滞在していました。
帰ってきたようなので、店主は久しぶりに今年初めて髪をカットに行きました。
因みに美容師は、バリ人男性推定38歳。
結婚して子供3人いますが、オカマらしさがちょっと漂っています。

久しぶりに会ってびっくり。
15キロ体重が落ちてほっそり。
インドには、バリ人に欠かせない白米がなかったそうです。
チャパティばかり。
インドはベジタリアンが多かったことも、痩せさせた理由のようです。
バリ人は、米がないと確かに駄目です。

そして益々黒くなってる。
すご〜〜〜く暑かったそうです。
バリは涼しいけど、インドは暑くて暑くてと嘆いてました。
もう3年雨が降っていないそうで・・どこもかしこもカラカラだったようで。
日本人からすると両国とも暑いのですが。
そんなんで、インドの大きな湖3つにはもう水が全くなかったそうです。
巨大湖が涸れるってすごくないですか。
そんなんで植物が育たないですね。

バリもインドもヒンズー教だけど・・・
バリ人から見ると全然違うそうです。
インドは、お祈りに行くときにも正装しない。
バリでよく見かける日々のお供え物なども全くなし。
ただ、ラマヤナや三大神(ブラフマー、シヴァ、ヴィシュヌ)などの意味は、バリヒンズーも同じなので理解できたそうです。
どちらかというと、バリヒンズーの方が、もっとスピリチュアルで芸術的らしいです。
ま、美容師が言うには。

道路に死体がゴロゴロ転がっていて、誰かが運んで行く光景。
道路には、足がない人や足がない物乞いが信じられないほど手を出して来る。
そして、人間たちの汚物がそこらじゅうに落ちていてよけて歩く。
どこもかしこも、人があふれていて、暑い汚い臭い。
売春婦がめちゃめちゃ多くて、すぐに誘われる(まだ子供)。
お金持ちは超お金持ちで高級車を何台も所有している。
ガンジスでマンディした。
ポルトガルの混血インド人は超美人。
金箔でピカピカのお寺や宮殿見てきたこと。
物価はバリと似た感じで、宿は200円ぐらいもあったけど、浴室が共同で汚い、と。

美容師が最後に総括して店主に言いました。

『絶対、日本人はインドが好きじゃないと思うわ。海がないし・・・あるけど遠い。』
→なぜか、日本人は海が好きという思い込みがあるバリ人。笑

『やっぱりバリの方が涼しいし、おいしい食べ物がたくさんある。きれいだし、バリがいい。インドは世界で一番貧しい国よ。』
→母国のよさを知ってよかったよ。だから、バリは魅力多く世界有数の観光地なんだよ。
インドネシアも途上国に入ってるけど、食料はまだあるしアフリカみたいな絶対貧困ではないんですよね。

『来年は日本へ行く計画してるの。日本は高いから2週間ぐらいかな。』
→2週間でも相当お金使うと思うんですが。風邪を引いちゃいけないので、夏に行くようにアドバイスしました。

ずっとインド紀行話を聞きながら、カット&クリームバス。
美容師、話の方に集中していて、店主の髪を少し切りすぎてました。
途中で気づかない店主もアホですが。
ま、いいか。
店主が興味持って話をずっと聞いてるもんだから、美容師も快くして、デジカメ写真を見せてくれたり、寺院のパンフレットを見せてくれたり(仏語で意味不明)・・・・。
クリームバスは、指圧を堪能したいので本当は、読み物・見ものは勘弁していただきたかった。涙

そして最後にインド土産をくれた!
聖なるグッズ売り場で買ったというキーホルダー。
キラキラしていて店主でも使える。
嬉しいねー、ありがとう。

そんなんで、カット&クリームバスに行ったんだか、インド紀行を聞きに行ったのかわからない展開でしたが、いつの間にか無事終了。

この美容室面白すぎて止められませんわ。
美容師は仕事を真面目にするタイプ。
女性スタッフはめちゃクリームバスうまい。
強もみ。
サヌールのシンドゥー市場入り口付近、Jl. Pungutan入ってすぐのところです。
いつもにぎわっているので、待つのが嫌な人は予約してね。

オススメ,バリ島生活

Posted by 店主