昨日の朝、バイクで出る用事がありました。同じサヌール内、しかもバイパス沿いの用事足しだったので、15分で戻って来られるぐらいのつもりでした。だから手ぶら。でも、一応バイパスは渡るのでヘルメットはかぶりました。一瞬、『免許証とSTNK(車両税金)』と頭をよぎったものの、『すぐそこだから大丈夫だろう』と。お金も携帯電話ももちろん持たずに出ました。

天気もいいし、気持ちいいなーなんてのんきにバイパスへ出て走ってたのですが、道が詰まってきました。えーーーーっ、前方に警察チームが取り調べしてるではないか!しかもバイクだけ全員チェック。提示義務は、免許証とSTNKの2点セット。バイパスなので、左へ逃げる小道もない。反対車線にUターンするにも、曲がるところに警官が立ってる。普通はお金で解決できるのですが、店主、所持金もゼロ。応援要請のための、携帯電話も置いてきた。

万事休す。

まず、最初の警官に『忘れた』と言うと、『あっちへ行って』と広場一番奥の警察官のところへ行くよう命じられました。免許証とSTNK不携帯の人が数名集められていました。警察官にRp.50.000(500円)払ってすぐ立ち去る人がほとんど。Rp.50.000を所持してなくて途方に暮れてるおじさんらが数名、電話をかけまくっている。ひえー、店主どうしよう。お金も携帯もないぜー。冷汗

で、店主の番が来た。

『家に免許証もSTNKも忘れました。信じてください。二つともあります。お金を払いたいですけど、財布も忘れました。友達にとってきてもらいたいですが、携帯電話も忘れてきました。今すぐ取って来るので、バイクで帰っていいですか。必ず戻ります。ウソはつきません。担保(人質)に、各種大切な鍵やこの腕時計を預かってください。』と言って強引にそれらを渡しました。周りにいたインドネシア人ら警官ら、店主必死の懇願にぽかーん&仰天状態。そしてその警官あっさりNOと言って、店主はバイクの鍵をとられてしまいました。涙

EFRやレスキューダイバーコースで習う緊急事態の心得 : 『止まって→考えて→行動する』

バイクとられた。どうしよう。→

すぐ家に戻って二点セットを持ってきたい・・・しかし、約束したので店主を待ってる人がいる。しかもすでに遅刻。連絡できない。まず、それが優先だ。バイパスはタクシーが通らない。→

走ろう

汗だらだらになって500mぐらいバイパスを走り、手短に事情を話し店主を待っていた方にお詫び。そこから二人で速攻タクシーで自宅へ。タクシー運転手に事情を話すと、後から免許証とSTNKを持って行ったとしても、1点あたりRp.50.000はとられる。2つだからRp.100.000。しかも店主は外国人だから、もっと高く言われるだろうなぁと。そうだよね・・・。タクシーを待たせ、2点セットを持ち、現生で15万ルピアぐらい財布から抜いてポケットに入れました。お金は持っているだけ請求されそうな気がしたので、必要最低限のみで出発。

よかったー、まだ警察たちがいたーでも片付け始めてる。店主のバイク、ぽつーんとまだあるし、とりあえずセーフ。優しいタクシー運転手で店主のこと祈ってくれたので、チップもあげてお別れ。これで残金12万。走って、さっきの警察官テーブルのところへ、『持って来ました!!』と提示。もちろん、免許証には『国籍:ニホンジン』と書いてあります。で、いくら請求されるんだろう???ドキドキ・・。10万で済みますように・・・祈。

『次回は忘れないようにね』とその警官。初めてにっこり笑って、二点セットと鍵を返してくれたのでした。

ありえない展開だったので、店主感動。お金払わずに済むなんて!しかも外国人だと分かってるのに・・。気持ちよく返してくれたのでした。警官の当りがよかっただけでしょうか。あまりにもよい対応だったので、店主、反省できました。二点セット不携帯だった店主が悪いんだよなぁ・・・。そして、『免許証とSTNK』と出かけによぎったのだから、戻るべきだったと後悔。不思議と所持していない時に限って、こういうものに遭遇するものです。これからは気をつけます!しかし、昨日は朝からドタバタ、いろんな汗をかいてしまいました。トホホ・・。

今日は南スラウェシ島のインドネシア人らが、一人ずつお花を持って日本総領事館へ弔問に行っているニュースを見ました。みんなインドネシアから日本の復興を祈っています。日本、ひとつになってがんばろー!!