バリ島では、いつも様々な伝統祭事・神事が行われていますが、今日はポトンギギに招かれ参加してきました。

ポトンギギ(potong gigi)とは、通過儀礼のひとつで、成人式のようなもの。
でも、20歳になったらという厳密なものではなく、中学生ぐらいから始まるようです。
イスラム教の割礼も中学生ぐらいから始まりますね。

ポトンギギの意味は、「歯を削る」です。
前歯を削って平らにする儀式です。
尖っている犬歯は、獣性の象徴だそうです。
人間が持つ獣性を失くし、社会の中で大人として調和して生きましょうという意味がこめられているそうです。
バリ人は、「かわいい八重歯」とは思えないんですねー、きっと。

ポトンギギを行うには結構な費用がかかるらしく、身内の結婚式と一緒にポトンギギ数名を集めて行う場合がほとんどです。
または村単位では、合同ポトンギギなどもたまに見かけます。

店主は、バリ人の結婚式には何度も参加していますが、このポトンギギ儀式に参加したのは初めてなのです。
なぜなら、通常ポトンギギ儀式は結婚式前に終わってしまっているから・・。
ポトンギギは朝が早く、身内の儀式のため。
今日は結婚式ではなく、ポトンギギをメインに行ってきました。

 

場所はサヌールなので近所です。
普通の民家がパーティー会場のように出来上がっていました。
見ただけで、準備もお金も大変だと思いました。
親戚一同総出でかなり前から準備していたことがわかります。

今回のポトンギギ者は6名。
そのうちこの2名は、この後、結婚式(セレモニー)が行われるようで、まずは結婚の儀式を行いました。
因みに、ホスト役ファミリーはピンクのクバヤがユニフォーム。

 

それから、ポトンギギ者6名がお寺に集められお祈り。
みんなはただ見ているだけ。
それにしても、一般民家に全く見えません。

 

あそこで、二人ずつポトンギギが行われるようです。

 

この二人は兄弟だとか。お姉さんと弟?
年の頃は、10代後半でしょうか。
店主、ドキドキ。

 

 

粗い爪とぎのような長いもので、ごりごり削ってゆきます。
エナメル質も削ってるでしょうね・・(余計な心配?)。

 

たまに起きて、うがいしたり、削り具合を鏡でチェックしたり・・。

 

10分ぐらいで終わりました。
社会に役立つ立派な大人になってください!
しかし、豪華な衣装ですね。
親戚一同に囲まれて行われる成人通過儀礼の方が、自覚が持てていいな~と感じました。
日本の成人式は何か足りないかな・・・記憶も薄れていくし。

その後、ランチをセルフで頂き、お腹もいっぱいになり帰ることに。

 

ものすごい人が流れ混んでます。
席なんか全然足りず。

 

 


音楽隊も揃って・・・本当ににぎやかでした。
サヌールということもあり、知り合いもちらほら。
3月からずっと続いているバリの祭事は、これで一旦ひと段落になるそうです。
この前、新年、お盆でしたもんね。おとといは新月。
バリ人はお金がいくらあっても足りないということが、よーくわかりました。
しかし、今日も暑い。